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水面に神秘のゆらめき 宇城市「海の火まつり」 / 熊本

宇城市不知火町の「不知火“海の火まつり”2015」が12日夜、八代海を望む永尾[えいのお]神社と松合新港広場をメーン会場に開かれた。日本書紀にちなみ、夕闇の海上に火が揺れる儀式が、詰め掛けた人々を魅了した。

祭りは、海上で迷った景行天皇が、海に浮かんだ怪しげな火に導かれたという故事に由来する。旧暦の8月1日(八朔[はっさく])に合わせた恒例行事。

日が沈む時刻になると、永尾神社の沖に守田憲史市長がふんする景行天皇一行を乗せた巡幸舟が登場。海に立つ鳥居に舟が近づくと、歓迎の火矢が海岸から次々と放たれ、鳥居のそばにある大きなたいまつに点火。観客から大きな拍手が起こった。

古代人の衣装で神社から広場までを練り歩く「たいまつ行列」や、海上の鳥居周辺での花火も祭りを彩った。

http://kumanichi.com/news/local/main/20150913001.xhtml
参照元記事 / くまにちコム

海上のかがり火から採火する巡幸舟=12日午後6時50分すぎ、宇城市不知火町(谷川剛) / くまにちコム

海上のかがり火から採火する巡幸舟=12日午後6時50分すぎ、宇城市不知火町(谷川剛) / くまにちコム

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