江戸時代には碓氷関所でも奉納されていた安中市松井田町横川地区に伝わる「横川獅子舞」が、地元の諏訪神社など地区内各所で披露された。
同神社の獅子舞として約三百年前の江戸中期に始まったといわれる。約二百五十年前、関所役人まで倒れてしまうほど疫病が流行。役人の命で疫病退散の獅子舞を関所上段の間でわらじ履きのまま舞ったところ疫病が治まり、神社とともに関所奉納が恒例になったと伝えられている。
後継者不足から近年、たびたび途絶えたが、二〇〇九年に復活。関所まつりや同神社秋季例大祭で奉納されている。昨年は保存会により舞衣装が新調された。
この日はJR横川駅前でも披露され、居合わせた外国人など観光客らが大喜びで写真に収めていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20150916/CK2015091602000203.html
参照元記事 / 東京新聞