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大津祭、一番くじは「殺生石山」 曳山巡行は10月11日

湖国三大祭りの一つ、大津祭の本祭(10月11日)で、曳山巡行の順番を決める「くじ取り式」が16日、大津市京町3丁目の天孫神社で行われた。毎年巡行を先導する「くじ取らず」の西行桜狸山に続く「一番くじ」は、殺生石山(柳町)が37年ぶりに引き当てた。

午前9時すぎ、みこしはらいの儀に続いて各曳山の代表者が舞殿に上がり、本くじを取る順番を決める「座くじ」を取った。本殿手前の拝殿に移動すると、座くじの順に本殿に登り、かしわ手を打って本くじを引き、着物の懐にしまった。

再び舞殿に戻り、開封の合図で一斉に本くじを開いた。各曳山の代表者が順に曳山名と町名を名乗った。1978年以来の「一番くじ」を引いた殺生石山の松井克拓さん(52)=中央2丁目=は「ルールを守って安全第一で巡行し、(曳山からの)ちまき投げの文化を引き継いでいきたい」と話した。

16日夜からは各曳山町で囃子の練習が始まった。10月4日に曳山を組み立てる「山建て」があり、65年ごろを最後に渡御に参加しなくなった天孫神社のみこしを舞殿に飾る予定。同10日に宵宮、同11日に本祭を行う。

http://kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150916000156
参照元記事 / 京都新聞

緊張した面持ちで本くじを引く曳山代表者(16日午前9時52分、大津市京町3丁目・天孫神社) / 京都新聞

緊張した面持ちで本くじを引く曳山代表者(16日午前9時52分、大津市京町3丁目・天孫神社) / 京都新聞

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