堺市北区の百舌鳥八幡宮で26日、恒例の月見祭が始まり、地元9町の豪華なふとん太鼓(太鼓台)計18台が次々と宮入した。27日の宮出と合わせて10万人以上の見物客でにぎわう。
五穀豊(ほう)穣(じょう)を祈願して江戸時代に始まったとされる祭り。子供太鼓9台を含む18台ものふとん太鼓は堺で最大の規模で年々人気が高まっている。
重く響く太鼓のリズムと「ベーラベーラベラショッショッイ」の掛け声に合わせ、1町3~4班計約300人の担ぎ手たちが交代で重さ2トンの太鼓台を揺らしながら境内を行き来。
見物客は木々の緑と太鼓台の赤の美しい対比、白いふさが優雅に揺れる様子に見とれながら大きな拍手を送っていた。
27日は午前9時半から午後10時まで。日没に合わせライトアップも行われる。
http://www.sankei.com/west/news/150927/wst1509270023-n1.html
参照元記事 / 産経WEST