本日の内容は、こちらの続きです。
⇒ 【レポ①】~水都江戸の食卓と暮らしに学ぶ~ 江戸料理養生術を知るクラス
はじめての試みとして、
今回の講座のお供として、夜のこびる(軽食)をお出ししました。
こびる=小昼。
本来は、
小腹がすいたときに食べる昼食前後に食べるおやつ的間食のこと。
「夜のこびる」は、でんみらの造語です。笑
「小昼」は、地域によって、
こびり、こぢゅうはん、こじはん 等の言い方があるようです。
わたしが「小昼」ということばを知ったのは、
2009年に宮城県・鳴子温泉でのことでした。。。(遠い目)
【日本橋 街大学】は夜の講座ですし、
「食」に関わるお話を聞いたら、余計お腹もすいちゃいますよね。
それに、
食べてみて気が付く/知ることってあると思うんです。
美味しい!
わたしにも作れそう!
思ったより、簡単かも?
などなど。
そんなことを知ってもらいたくて、
より実践していただきやすいはず!と考えてお出ししました。
だから、
どうしても付けたかったんです。
なので、
まりこ先生にお願いし、
「江戸料理」を外さずにメニューを考えていただきました。
1日目のこの日のこびるメニューは・・・
●江戸菜飯の玄米おにぎり
●小鳥もどき
●たくあん
●みそ玉のお味噌汁
小鳥もどきとは、名前がちょっと不思議・・・ですよね・・・。
これ、実は、こんにゃくでできているんですが、
見た目すっかり唐揚げです!
まりこ先生のアレンジが光る、美味しくてヘルシーな一品。
これなら、「唐揚げ食べちゃった」罪悪感も半減です!
ちなみに、小鳥もどきは、
江戸時代の料理書「蒟蒻百珍」のメニューなんです。
「蒟蒻百珍」は、1846(弘化3)の江戸期幕末の年刊です。
著者は嗜蒻陳人(しにゃくちんじん)。
なんと、82種の蒟蒻料理が書かれている料理本なんです。
いただいたアンケートからも、
「こびるおいしかったです。」
「こびるのおかげでお腹が鳴らずにすみました。」
「じぶんでもできそうです。」
「次回も楽しみにしています。」
といったお声をいただきました。
また、質問timeの時に、
「玄米がもちもちして美味しかった。」
「美味しく焚くコツをおしえて!」
「玄米食に変えたい」といったお声をいただきました。
まりこさんは圧力なべで焚く100%玄米食。
わたしは、
炊飯器で焚くハーフ&ハーフ(玄米50%×白米50%)。
いずれにしても、
「浸水時間」をしっかりが大切になります。
ぜひ、実践してみてくださいね。
・・・続く!!
でんみらブログ(2016.2.27)