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洋風かやぶきの宿オープン 京都・美山で屋根職人が企画

京都府南丹市美山町上司にこのほど、地元のかやぶき屋根職人が企画した、かやぶき屋根の1棟貸し宿泊施設がオープンした。洋風を取り入れた新築で、外国人や女性グループから人気だという。

かやぶき屋根施工会社を経営する同町島の西尾晴夫さん(43)が企画した「美山KAYA Villa」。西尾さんは2011年から、国の登録有形文化財のかやぶき古民家を活用した布団と朝食(ブレックファースト)を用意する宿「美山F&B」を開業しており、2号店となる。

建物は木造2階建て、延べ74平方メートル。洋風の造りで、屋根も板の上でかやをふくヨーロッパ方式を採用。ひさしには東南アジア産のかやを使うなど、美山に点在する北山型かやぶき民家とは一線を画す。

「伝統家屋だけでなく現代風の家屋でも、かやぶき屋根で暮らせることを泊まって感じてもらいたい」と西尾さん。

キッチンやバーベキューこんろがあり、朝食の食材としてパンや卵などの提供もある。基本料金は1棟貸し1泊2万9400円(税込)で、最大5人まで宿泊可能(5人以上は要相談)。問い合わせは美山F&BTEL0771(75)5125。

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140525000051
参照元記事 / 京都新聞

洋風建築のかやぶき屋根が特徴の「美山KAYA Villa」(南丹市美山町上司) / 京都新聞

洋風建築のかやぶき屋根が特徴の「美山KAYA Villa」(南丹市美山町上司) / 京都新聞

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