[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2014年12月4日放送で「弁当箱を広めたフランス人」について取り上げていました。
京都市中京区にある弁当箱専門店「Bento&co」は、およそ400種類のお弁当箱とおはし・バラン・ピックなどの関連グッズが買える、人気のお店です。
お弁当グッズの国内トップクラスの品揃えを誇っています。
実はこのお店のオーナーは日本人ではなくフランス人なのです。
フランス人のベルトラン・トマさんは2003年に京都大学で日本について学ぶために来日しました。
最初は1年間の予定でしたが、そのまま日本に住むことになりました。
来日の次の年、「何か日本でしたいな」と思って、フランス向けに日本を紹介するブログを始めたところ、ブログが大ヒット。
そこにベルトランさんはピン!とくるものを感じたそうです。
日本の「Bento」がフランスでブームになったことをきっかけに
ブログを見てくれている人に日本の良い物を売りたいと考えていたベルトランさんですが、何を売ったら売れるのかまったくアイデアが浮かんできませんでした。
そんな時、フランスのお母さんから届いた何気ないひとことがきっかけになって、転機を迎えました。
お母さんの言葉とは、「フランスの雑誌でお弁当の記事を見ましたよ」というもの。
ここから、絶対お弁当箱が売れると確信したのです。
それまでフランスではお弁当というとタッパーなどにおかずを1種類だけ入れるのが一般的でしたが、手ごろな値段でヘルシーに食事をとれる日本的な「Bento」のお店が大人気になり、家で「Bento」を作るフランス人も現れました。
そこでベルトランさんは日本人の奥様と弁当箱の通販サイトを立ち上げました。
軌道に乗った今では、個人だけでなく会社やお店からも注文が入るそうです。
今までに弁当箱を発送した国は87~88か国にもなり、日本のお弁当箱の文化がベルトランさんによってどんどん世界に広がっているのです。
http://j-town.net/tokyo/news/localtv/197954.html
参照元記事 / Jタウンネット