日本三大美林のひとつである秋田杉を使ったWAPPA BAG(わっぱバッグ)。400年にわたって培われた伝統工芸品「大館曲げわっぱ」の技術を使用して作られた和装バッグだ。大館曲げわっぱは秋田杉の薄板を曲げて作られる円筒形の工芸品のことで、特に弁当箱などのテーブルウェアに用いられている。
WAPPA BAGは持ち手のついた曲げわっぱと、脱着可能な内袋の巾着をセットで使う仕様になっている。巾着は長財布や携帯電話など一通りの所持品が充分に入るサイズ。素材は3種類で、伝統工芸品の秋田八丈を使ったTraditional、麻地のColour、浴衣に合わせやすいリネンを使ったPOP。その日のスタイルによって巾着を変えられる。
わっぱの持ち手には、同じく伝統工芸品である「アケビの蔓細工」を付け、東北の自然素材のコンビネーションが個性を引き立てる。また、見た目の印象と違い、とても軽いことも曲げわっぱの特徴のひとつ。
寒冷な気候でゆっくり育った木目が綺麗な大館曲げわっぱを、ファッションアイテムとして持ち運べるようにしたWAPPA BAG。巾着やアケビの蔓細工という異なる素材との組み合わせにより、テーブルウェアにとどまらない曲げわっぱの新しい世界を作り出している。
デザイナー:乾陽亮
伝統工芸を現代生活にパッケージする視点と洗練されたフォルムの美しさで注目を集める。大阪・京都を中心に個人や組織、企業の現状と展開を見据えて、クライアントの20年をつくるデザインを目指している。
WAPPA BAG TRADITIONAL
価格(税抜) 48,000円
WAPPA BAG COLOUR
価格(税抜) 32,000円
WAPPA BAG POP
価格(税抜) 28,000円
お問い合わせ
個紋株式会社
http://www.japandesign.ne.jp/products/150318wappa_bag.html
参照元記事 / JDN