News

古式にのっとり火おこしに挑む 賀露神社で神事 / 鳥取

鳥取市賀露町北1丁目の賀露神社(岡村吉明宮司)で25日、春の例祭の御神火を採取する「もみ火神事」が行われた。ふんどし姿の地元の若者が古式にのっとって火をおこし、祭りの始まりを告げた。

20歳前後の氏子男性8人が参加。海で身を清めた後、境内に戻り、2組に分かれてヒノキ板の穴にウツギの枝をはめこんで代わる代わる素手でもみ続けた。約1時間15分にわたる悪戦苦闘の末、はぜた炭火が木綿に燃え移り、御神火を採取した。

見事、火おこしに成功した智頭農林高3年の森原大樹さん(18)は「もう無理かと思ったが、祭りの火がついて良かった」と喜んだ。御神火は氏子たちの手によって運ばれ、お供え用のもち米を蒸す種火に使われた。

28日は夕宮祭、29日に本祭が行われる。

http://www.nnn.co.jp/news/150426/20150426004.html
参照元記事 / 日本海新聞

素手で懸命に火をおこそうとする氏子たち=25日、鳥取市賀露町北1丁目の賀露神社 / 日本海新聞

素手で懸命に火をおこそうとする氏子たち=25日、鳥取市賀露町北1丁目の賀露神社 / 日本海新聞

Powered by: Wordpress