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斎王代:「まるで源氏物語の一員に」清め行事「御禊の儀」 / 京都

京都三大祭りの葵(あおい)祭を15日に控え、祭りのヒロイン・斎王代(さいおうだい)が身を清める「御禊(みそぎ)の儀」が4日、京都市左京区の世界遺産・下鴨神社であった。小雨が降る中、参拝客ら約700人が、みやびな行列に見入った。

今年の斎王代は客室乗務員の白井優佐(ゆうさ)さん(26)=東京都品川区。十二単(ひとえ)に身を包んだ白井さんは雅楽の調べが響く中、童女に先導されて橋殿(はしどの)へ。おはらいを受けた後、御手洗(みたらし)川の水を両手で受けて心身を清めた。神事を終えた白井さんは「まるで源氏物語の一員になったよう。本祭でも心を込めてご奉仕したい」と話した。

本祭の行列は15日午前10時半に京都御所を出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社に向かう。

http://mainichi.jp/feature/news/20150505k0000m040073000c.html
参照元記事 / 毎日新聞

雨天のため橋殿で行われた「御禊の儀」で身を清める斎王代=京都市左京区の下鴨神社で2015年5月4日午前10時29分、小松雄介撮影 / 毎日新聞

雨天のため橋殿で行われた「御禊の儀」で身を清める斎王代=京都市左京区の下鴨神社で2015年5月4日午前10時29分、小松雄介撮影 / 毎日新聞

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