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炎が誘う古代神話 行田でさきたま火祭り

無数のたいまつの炎で、幻想的な古代神話の世界を再現する「さきたま火祭り」(同実行委員会主催)が4日、行田市埼玉のさきたま古墳公園で行われた。

埼玉地区を盛り上げようと、地元住民が一丸となって開催している祭りで、今年で30回目を迎えた。天照大神の孫ニニギノミコトと婚姻したコノハナサクヤヒメが産屋(うぶや)に火を放ち、炎の中で海幸彦と山幸彦を産んだ伝承がモチーフになっている。

辺りが夕闇に包まれた午後7時すぎ、古代衣装に身をまとった地元住民らが登場。「輦台(れんだい)」に乗って現れたニニギノミコトとコノハナサクヤヒメは共同作業で産屋を炎上させた。

炎上する産屋を目指して稲荷山・丸墓山両古墳からたいまつ行列が合流すると祭りも最高潮に。無数の炎で神秘的な異空間が演出され、多くの見物客たちは古代ロマンに思いをはせていた。

http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/05/05/03.html
参照元記事 / 埼玉新聞

共同作業で産屋を炎上させたニニギノミコト(左)とコノハナサクヤヒメ=4日午後7時半ごろ、行田市埼玉のさきたま古墳公園 / 埼玉新聞

共同作業で産屋を炎上させたニニギノミコト(左)とコノハナサクヤヒメ=4日午後7時半ごろ、行田市埼玉のさきたま古墳公園 / 埼玉新聞

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