2013年11月9日土曜日。
急にヒンヤリとしてきた陽気の中、男性2名を含む10名の方が、
文京区男女平等センター 実習室に集まりました！
今回は、【伝統の味噌手づくり体験】
「古より日本人の心を築き、健康をつくってきた、伝統の手前味噌づくり体験」
と称し、東京23区に唯一残る老舗味噌蔵の糀屋三郎右衛門の七代目
辻田雅寛氏に講師をお願いし、原料と仕込みにこだわった手前味噌づくりを
体験いだだきました。
お話の内容は、江戸時代、各家庭に広まった手前味噌の歴史、
江戸甘味噌を中心に、西京味噌ほか全国の味噌やこうじの特徴、
材料による味噌の分類や製造方法、食品表記や安全な食としての
味噌や塩の話などなど、お味噌に関わる多種多様なお話をたくさん
披露してくださいました。
体験は、容器や道具の洗浄、殺菌から始まり、塩切りこうじを作り、
煮た大豆を潰し、それらを丁寧に混ぜ合わせ樽に仕込む作業に
みなさん汗ばむくらいに、力が入った様子でした。
最後に辻田先生に仕上げをしていただき、特性の落し蓋付きの小樽で
約2キロの仕込み味噌をお持ち帰りいただきました。
これから徐々に発酵を続け、春先には食べごろになるとのこと。
出来上がりが楽しみですね。
お味の感想等、お寄せいただけたら嬉しいです。
