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灯りのメッセージ「灯籠」の幻影・・・思いを込めて寄進された奈良・春日大社の3000基【美の壺「夏の灯籠」】

美の壺 「夏の灯籠」】  BSプレミアム 08月07日(金) 19:30 ~19:59

日本の夏の風物詩「灯籠」は、神仏への捧げものとして意匠と技巧が凝らされた作品が多い。日本の伝統的な「光の芸術」鑑賞のポイントを紹介する。

奈良・春日大社には、平安時代より寄進された3000基もの灯籠が納められている。中でも「釣り灯籠」は、寄進者の思いが込められた多種多様なデザインが特徴だ。模様を美しく浮かび上がらせるために特殊な技法を用いた灯籠は、昼も夜も美しい姿になっている。

驚くほど軽量の灯籠もある。熊本県山鹿市の「山鹿灯籠まつり」は、灯籠を頭にのせた女性達による「千人灯籠踊り」で有名だ。頭にのせる灯籠の重さはわずか180グラム。驚きの軽さの秘密はどこにあるのか。さらに、「灯籠師」と呼ばれる職人が一年をかけて和紙と糊だけを用いて作る究極の技あり灯籠も登場。

江ノ島では、島中に灯された灯籠が夏の夜を彩る。中でも目を引く「回り灯籠」は、江戸時代中期に大流行した、最高のエンターテイメントだった。江戸時代の資料を元に「怪奇仕立て」のユニークな回り灯籠を再現する。

見る者を幽玄、ノスタルジーへといざなう魅惑の灯籠の世界を堪能する。

http://www.j-cast.com/tv/2015/08/05241877.html
参照元記事 / J CAST テレビウォッチ

(C)NHK / J CAST テレビウォッチ

(C)NHK / J CAST テレビウォッチ

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