2017年世界文化遺産の国内推薦候補に選ばれた「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つ、中津宮(福岡県宗像市大島)で7日、伝統の七夕まつりがあった。島一帯に子どもたち手作りのササ飾りが揺れる中、浴衣姿の参拝客らが島内外から集まった。
境内に「天の川」が流れる同宮には、鎌倉時代より古くから織女、牽牛(けんぎゅう)の恋物語が伝わる。午後8時すぎ、境内で神事が行われた後、天の川両岸にある織女社、牽牛社の間がピンク色の電飾で結ばれた。竹灯籠も飾られ、ロマンチックな演出に歓声と拍手が起きた。
7月末に国内推薦が決まったばかり。島外から初めて訪れたという観光客が例年よりも多いという。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/187308
参照元記事 / 西日本新聞