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金灯籠ずらり準備大詰め 15日から山鹿灯籠まつり / 熊本

山鹿市で15日(土)、「山鹿灯籠まつり」が開幕する。午後1時までに、有名な神社や城などをかたどった「山鹿灯籠」が市中心部の計27カ所に設置され、祭りはスタート。最終日の16日(日)に行われるメーン行事「千人灯籠踊り」で、踊り手の女性たちが頭に載せる金灯籠の点検作業はこのほど、山鹿小学校体育館であり、金灯籠約800個が床一面に並び、祭りの準備も整った。

金灯籠は、地元の灯籠師たちが和紙とのりだけで作り、2013年に国の伝統的工芸品に指定された山鹿灯籠の象徴。倉庫に保管していた金灯籠に破損やカビがないかを市職員約20人が一つずつ点検し、本番に備えて電球やあごひもを取り付けた。残り約200個の金灯籠は踊り手がいる町内会に既に配布されている。

地元民謡「よへほ節」に合わせて、浴衣姿の女性たちが舞う灯籠踊りは、15日6時半からの大宮神社での「踊り奉納」を皮切りに始まる。同8時からは、菊池川河川敷で恒例の花火大会もある(雨天時は17日)。千人灯籠踊りは、16日午後6時45分と同9時からの2回、同小グラウンドで開かれる。市商工観光課=0968(43)1579。

=2015/08/14付 西日本新聞朝刊=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/188563
参照元記事 / 西日本新聞

体育館の一面に並ぶ金灯籠に、あごひもを結び付ける市職員たち / 西日本新聞

体育館の一面に並ぶ金灯籠に、あごひもを結び付ける市職員たち / 西日本新聞

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