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八幡川へ感謝 南三陸・かがり火まつり

南三陸町志津川の晩夏の風物詩「八幡川かがり火まつり」が29日、南三陸さんさん商店街近くの特設会場であった。東日本大震災後も山と海をつなぎ、恵みをもたらす川に感謝する御神火をともした。

午後6時、地元の大森創作太鼓の演奏の中、児童4人が上山八幡宮で受けた御神火の灯籠を持って入場。神事の後、約30基のかがりに火を移した。

灯籠を持つ大役を担った志津川小6年の京極瑞稀君(12)は「自然に感謝し、地域の皆さんの健康を祈りながら歩いた」と話した。

まつりは2007年、志津川中心部を流れる八幡川を舞台にしたイベントをつくろうと地元有志が始めた。川の中にかがり火台を置き、護岸に竹灯籠を並べていたが、震災後は河川の復旧工事のため場所を変え、12年に再開させた。

実行委員長の山内正文さん(66)は「復興後の生まれ変わった町でも震災前と同じように祭りを続けたい」と話した。毎月恒例の福興市もあり、地元のタコやホタテを扱う店が並んだ。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150830_15026.html
参照元記事 / 河北新報

八幡川への感謝の思いを表すかがり火が並んだ祭り会場 / 河北新報

八幡川への感謝の思いを表すかがり火が並んだ祭り会場 / 河北新報

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