キツネ顔にふんした男女が花嫁道中や婚礼の儀を繰り広げる「きつね火まつり」が26日、岐阜県飛騨市古川町であり、たいまつを掲げた約80人の行列が古い町並みを練り歩いた。
まつりは約30年前、キツネの嫁入りの民話をモチーフにまちおこしのイベントとして始まった。現在は、地元の若者グループ「狐(きつね)組」や市観光協会などの実行委員会が中心となって運営している。
夕闇が濃くなった午後6時すぎ、花嫁役の中林有希さん(40)=川崎市=、花婿役の眞田貴央さん(32)=同=が人力車に乗り、町中心部のまつり広場を出発。三寺まいりで知られる真宗寺や円光寺前、白壁土蔵の瀬戸川沿いなどをゆっくりと練り歩き、幻想的な風情を醸し出した。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150927/201509271128_25806.shtml
参照元記事 / 岐阜新聞Web