和歌山県印南町で２日、二つの祭りを合わせて「印南祭」と呼ばれている山口八幡神社の例祭と印南八幡神社の例祭があった。印南漁港では山口八幡神社の氏子による屋台の勇ましいぶつかり合いが繰り広げられた。
国道42号沿いの印南漁港に朝から楠井、野島、浜、地方、上野、津井の６地区の屋台や傘が集まり、大勢が見守る中、氏子らが「ソリャ、ソリャ」と威勢よく声を上げて屋台を大きく担ぎ上げた。
若いころから印南祭を見物しているという同町楠井の主婦、湊富子さん（70）は「雨が上がって祭り日和となった。若い人が少なくなる中、にぎやかな祭りを見ることができてよかった」と語った。
午後からは、印南八幡神社の氏子による印南川でのみこしや屋台の川渡りがあった。
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参照元記事 / AGARA紀伊民報
激しくぶつかり合う屋台（２日、和歌山県印南町印南の印南漁港で） / AGARA紀伊民報
