News

江戸歌舞伎「旧船越の舞台」 日本民家園、来月8日まで特別公開 / 神奈川

川崎市多摩区の市立日本民家園で、国の指定重要有形民俗文化財「旧船越の舞台」が特別公開されている。十七日に始まり、六月八日までの土日限定。江戸時代末期の歌舞伎舞台の内部を見られる貴重な機会だ。

旧船越の舞台は、一八五七年に三重県船越村(現志摩市)の船越神社境内に建てられた。漁村に歌舞伎舞台がつくられるのは珍しかったという。船越村は、アワビやサザエがよくとれる裕福な村だったため、舞台は広く、中央には直径約五・四メートルの回り舞台があり、奈落、花道も備えている。

特別公開では、ボランティアガイド「炉端の会」による解説も受けられる。「当初は村民が演じていたが、明治時代からはプロの役者が公演するようになり、当時の役者の興行記録額なども残っている」と男性メンバー。十一月には農村歌舞伎公演も行われる。

問い合わせは、民家園=電(922)2181=へ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20140526/CK2014052602000152.html

参照元記事 / 東京新聞

「旧船越の舞台」を見学する来場者=多摩区で / 東京新聞

「旧船越の舞台」を見学する来場者=多摩区で / 東京新聞

Powered by: Wordpress