未分類

MOVIE|銀座久兵衛三代目ら総勢60名以上の和食関係者が出演『和食ドリーム』

和食に人生をかけた人びとのドキュメンタリー『和食ドリーム』

和食に人生をかけた人びとが切り開いた未来、そして日米からみた和食の本質に迫る映画『和食ドリーム』が、4月11日(土)よりテアトル新宿ほか全国ロードショーされる。

 

シェフが語る和食の信念、哲学、未来像

2013年12月4日に和食がユネスコ無形文化遺産に登録された。異文化の食べ物である和食が、世界中でここまで認知されるようになったのは、和食の普及に人生をかけた人びとの熱意があったからにほかならない。

ドキュメンタリー映画『和食ドリーム』に出演するのは、和食の普及を食材の面から支援した共同貿易会長の金井紀年氏をはじめ、和食の普及に尽力した日米60名以上の人びと。本作では国境を越え、和食に向き合う彼らの和食に対する信念、哲学、未来像が綴られる。
日本からは「銀座久兵衛」三代目の今田景久氏や「美濃吉本店竹茂楼」若主人の佐竹洋治氏らが出演。アメリカからは、世界中で日本食レストラン「NOBU」を経営する松久信幸氏、ブラッシュストロークのオーナー・シェフ デイヴィット・ブーレイ氏など。フランスからはミシュラン最高峰の3ツ星を獲得したロブショングループのオーナー・シェフ、ジョエル・ロブション氏も出演している。

メガホンを取ったのは、日系アメリカ人の歴史を描いた日米合作三部作、『東洋宮武が覗いた時代』『442日系部隊』『二つの祖国で』で日本映画批評家大賞を受賞した、すずきじゅんいち氏。渡米して11年という彼が感じた和食のすばらしさ、滞在中に得た人脈を糧に制作された。

音楽は『踊る大捜査線』で第22回日本アカデミー賞映画音楽部門優秀賞を受賞した松本晃彦氏。製作総指揮は、すずきじゅんいち監督と長年タッグを組んできた元新潮社主任編集委員の鈴木隆一氏が務めている。

また、4月11日(土)11:40の回にテアトル新宿でおこなわれる舞台挨拶には、本作に出演している「銀座久兵衛」三代目の今田景久氏らが登壇する予定となっている。

和食の信念、哲学、未来像を見つめたすずきじゅんいち氏は、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを喜ぶ反面、日本で食べられる和食の量が減っていることを危惧している。この映画をきっかけに、和食の未来を考えてみてはいかがだろうか。

Text by MATSUOKA Wutami(OPENERS)

 
『和食ドリーム』
4月11日(土)より、テアトル新宿ほか全国ロードショー
監督|すずきじゅんいち
出演|金井紀年、村田吉弘、佐竹洋治、今田景久、松久信幸ほか
配給|フイルムヴォイス
2014年/日本/107分
http://www.washokudream.jp

 

http://openers.jp/article/953136
参照元記事 / OPENERS

和食ドリーム / OPENERS

和食ドリーム / OPENERS

和食ドリーム / OPENERS

和食ドリーム / OPENERS

 

Powered by: Wordpress