2013年7月15日(月・祝)、小石川後楽園 涵徳亭を会場に、
「今年の夏はうちわ片手にお祭りに行こう!」
~江戸より続く伝統工芸、うちわづくり体験~を行いました。
講師をつとめていただいたのは、
伝統工芸士でもある、うちわの太田屋の太田美津江先生。
太田先生から、うちわの歴史や作り方をご指導いただきました。
奈良や平安時代には、儀礼の道具や、貴族の顔を隠したりする装飾品
としても使われていたうちわ。
江戸時代になると、竹細工や紙漉きが盛んになり、うちわも大量に作られ
一般に普及するようになったとのこと。
各地に特徴あるうちわができたそう。
「江戸うちわ」は、浮世絵や木版画の技法を取り入れて、歌舞伎役者の
似顔絵や美人画、風景画が描かれた「絵うちわ」として広まったとのこと。
夏休み企画ということで、
お子ちゃまたちもたくさん参加してくださって、
とても賑やかなワークショップとなりました。