成田太鼓祭が十二日、成田市の成田山新勝寺境内や表参道で始まった。全国の代表的な和太鼓や伝統音楽、舞踊の五十七団体千五百人が参加し、一帯を力強い“鼓動”で包み込んだ。十三日まで。
祭りの開幕を告げる「千願華太鼓」では、三十四団体七百五十人が新勝寺大本堂前に集結。震災復興や平和への祈りを込めて一斉に演奏し、激しい打音とともに会場の空気を震わせた。
その後、岩手県の気仙町けんか七夕太鼓保存会、銚子はね太鼓保存会などの実力派、躍動感あふれる高校の部活動、スチールドラムなどのチームが、八カ所の参道ステージで個別に演奏を披露し、盛り上げた。
十三日は参道ステージ演奏が午前十一時に始まるほか、午後三時から二十六団体が参道の約八百メートルを演奏しながら練り歩く太鼓パレードがある。
成田市観光協会や市などでつくる祭り実行委員会が主催し、二十六回目。太鼓祭としては全国有数の規模を誇る。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140413/CK2014041302000175.html
参照元記事 / 東京新聞
多くの太鼓チームが心をひとつにして演奏を披露した千願華太鼓＝成田市の成田山新勝寺で / 東京新聞
