先日、雪のため順延となった
「つまみ細工で和のアクセサリーを製作体験」のワークショップが、
3月15日に開催されました。
とても良いお天気に恵まれ、昭和の家のお庭は梅が満開!
薄桃色の梅も綺麗です。
定番の白色も、とっても良い香りでした。
今回、講師をしていただいた穂積 実先生は、
一筋60年歩んで来られた江戸つまみ簪の匠です。
江戸つまみ簪は、京都で作られていた花びら簪の技法のひとつが
江戸に伝わり、発達したものだそうです。
七五三や成人式や成人式のハレの日に、つまみ細工で飾られた簪を付けた姿は、
今でもやっぱり素敵で憧れますよね。
特別な日でなくとも、浴衣を着た時、いえいえもっと身近に洋服姿の時にも、
つまみ細工という技法を使った伝統工芸を日常にさり気なく取り入れてもらえたらと思い、
今回の「つまみ細工で和のアクセサリーを製作体験」のワークショップを企画しました。
雪で順延となってしまいましたが、今回は13名の方にご参加いただきました。
カラフルなお色の羽二重布たくさんご用意いただきました。
渋めのお色も人気で、かっこ良く仕上がってましたので、
男性ものにも取り入れられそうだな、と思いました。
ピンセットを使い、真四角な小さな布を折り畳んでいきますが、
穂積先生の手つきがすごく綺麗で、見惚れてしまいます。
こちらは、参加者の方のものですが、初めてでもとても上手に折り畳んでいます。
剣つまみというやり方でリングを、仕上げている様子です。
こちらはちりめんを使い、丸つまみというやり方です。
今回は、ピン留めが全員共通で、ピアス、イヤリング、髪ゴム、帯留めの中から
二つほどを、事前に選び申込んでいただきました。
その他、今回は穂積先生のご好意により、追加での作品作りもしていただけたので、
より充実した時間になったのではないかと思います。
選ばれる色合いの組み合わせによって、無数に広がる世界に、
みなさまの個性を感じられてとても素敵でした。
早速使われた感想など、ぜひお寄せいただけましたらとても嬉しく思います。
簪を作りたい~!というご要望も多数いただきましたので、
ワークショップを開催できるよう、今後検討を進めていければと思います。