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巨大な山車が市街地を練り歩く!おどろきと感動の五所川原立ねぷた祭りが8月4日より開催

青森ねぷた・弘前ねぷたと並ぶ、青森県の三大ねぷた祭りのひとつ「五所川原立佞武多祭」(ごしょがわらたちねぷたまつり)が、今年も8月4日(火)~8日(土)の5日間にわたって開催されます。力強いお囃子と「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声のもと、巨大な立ねぷたが五所川原の街を練り歩きます。

 

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画像:asahiryoko.com / asoview !

 

 
五所川原立ねぷた祭りとは?

青森県を代表する夏祭り「ねぷた」は、中国から伝わった中元節の行事が起源といわれ、400年以上にわたり津軽地方で受け継がれてきた火祭りです。立ねぷたが五所川原の記録に登場するのは、明治40年頃。
なぜ五所川原の「ねぷた」だけがこれほどビッグなのでしょうか。それは、当時の豪商や大地主が、『力の象徴』として高さを競いあって造ったからです。しかし、大正時代になり電気が普及し、市街地に電線が張り巡らされたことで、巨大な山車の運行は困に。立ねぷたも小型化の一途をたどり、次第に姿を消しました。
そんな中、今から17年前、有志の手によって80年ぶりに夏祭りに立ねぷたが復活!以来1年に1台ずつ新作が作られ、今では毎年100万人以上の見物客が訪れる東北を代表する夏祭りのひとつとなりました。

 
7階建てのビルに相当!驚愕の大きさとテーマに注目を

3台の「大型立佞武多」と町内・学校・愛好会などでつくられる中型、小型のねぷたと合わせ、15台前後が出陣します。高さ23m、重さ19トンの「大型立佞武多」は、人力で動かすことができるのかと心配してしまう程の大きさ。風速15mまで耐えられる構造で、本体は障子紙で造られています。乾くと耐水性になる特殊な塗料を使っているので多少の雨には耐えられるように作られています。
「大型立佞武多」は、1年に1台ずつ造られ、新作と入れ替わりに1台が引退します。これらの山車は1台ごとにテーマを持っていて、それを表現するために細かな造形が施されていますので、山車の大きさだけでなく繊細で優美な造りにもぜひ注目してください。

 
車とシャトルバスのあわせワザで、移動をスムーズに

祭り期間中は、周辺で交通規制が敷かれるため、車で会場中心部に近づくのが難しくなります。公共の交通機関がおすすめですが、車で行く場合は、少し遠くの駐車場に停めて公共の交通機関を使いましょう。毎年複合ショッピングセンター「ELMの街」が立佞武多のために駐車場を無料開放しています。第2、臨時駐車場合わせて約3000台が収容できるので、早めに行けばほぼ停められます。「ELMの街」からは片道120円でシャトルバスが運行されているので、スムーズに会場入りができます。

 
■イベント詳細
名称:五所川原立佞武多
所在地:青森県五所川原市JR五所川原駅周辺の町内
開催期間:8月4日(火)~8日(土)
開催時間:19:00~21:00
アクセス:電車:青森駅から川辺駅経由で五所川原駅 / 約75分
車: 東北自動車道 浪岡IC → 津軽自動車道 五所川原IC / 約30分
電話番号:0173-38-1515 (五所川原市観光協会)
公式サイト:http://www.go-kankou.jp/

 
http://www.asoview.com/article/area/are0021700/1980/
参照元記事 / asoview !

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