伝統文化コーディネーターの下藤 裕子です。
少し前に、
省エネが叫ばれていた時に夏の話題になることが多かった打ち水。
打ち水は、実は、日本古来の風習なんです。
夏場の涼を取るために行われる他、
実は埃を抑えるためにかつては1年中行われていました。
「茶の湯」の礼儀作法のひとつとして 打ち水が行われるようになります。
また、江戸時代の浮世絵や俳句にも登場していることから、
江戸時代には一般的に「涼」を取る手段になったのではないかと思われます。
打ち水は、
水が蒸発する時の気化熱を利用し、気温を少し下げるというのが効果になります。
また、見た目にも涼しさを感じるという効果もありますよね。
打ち水をする時間帯は、
午前中や夕方が良いと言われていますので、
残暑がまだまだ厳しいこの時期、取り入れてみてはいかがでしょうか?
ベランダにするのもオススメですよ。
でんみらブログ(2015.8.18)
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