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清めの炎、温泉街彩る 新温泉町・湯村火祭り / 兵庫

清めの炎が晩夏の温泉街を彩る「湯村火祭り」が24日、兵庫県新温泉町湯であった。たいまつを持った住民や観光客らが温泉街を流れる春来川を取り囲み、幻想的な光景が繰り広げられた。

江戸時代の天保年間に始まったとされ、町無形文化財に指定されている。午後7時半ごろ、正福寺で元火の護摩祈とうをした後、たいまつに種火を受け取った子どもらが春来川周辺に移動。約200本に次々に点火すると、炎の明かりで川面が浮かび上がった。

「ジーロンボ、ターロンボ、ムーギノナーカノクーロンボ」。子どもらは、高慢な天狗の「次郎坊」と「太郎坊」、麦の黒穂病や、自らの心の乱れを焼き払う意味を込めたはやし言葉を唱えながら、輪を描くように炎がともったたいまつを振り回し、五穀豊穣や無病息災を願った。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201508/0008334030.shtml
参照元記事 / 神戸新聞NEXT

晩夏の夜空を焦がす伝統の火祭り=24日夜、新温泉町湯 / 神戸新聞NEXT

晩夏の夜空を焦がす伝統の火祭り=24日夜、新温泉町湯 / 神戸新聞NEXT

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