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400トンの天守そろり 弘前城、解体せずに引っ越し開始 / 青森

石垣修理に伴い、国の重要文化財の天守を解体せずに動かす約100年ぶりの「曳屋」工事が行われている弘前城(青森県弘前市)で3日、重さ約400トンの天守の移動が始まった。10月下旬までに、70メートル離れた仮設の天守台へ到着する予定。

工事は8月16日にスタート。これまでに、油圧ジャッキを使って高さ60センチまで天守を持ち上げ、レール上の台車に載せた。今後、移動用の油圧ジャッキ4台でゆっくり移動させる。

曳屋の様子は仮設展望台から見学できるほか、20~27日には市民らが天守を綱引きの要領で引っ張る「曳屋体験」のイベントもある。元の位置に天守を戻すのは平成33年度の見込み。

弘前城は旧津軽藩の居城として江戸時代に築かれ、現在の天守は江戸後期の再建。城のある弘前公園は日本有数の桜の名所としても知られる。

http://www.sankei.com/life/news/150903/lif1509030018-n1.html
参照元記事 / 産経ニュース

油圧ジャッキで持ち上げられた弘前城天守=8月25日、青森県弘前市 / 産経ニュース

油圧ジャッキで持ち上げられた弘前城天守=8月25日、青森県弘前市 / 産経ニュース

油圧ジャッキで持ち上げられた弘前城天守=8月25日、青森県弘前市 / 産経ニュース

油圧ジャッキで持ち上げられた弘前城天守=8月25日、青森県弘前市 / 産経ニュース

 

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