News

中高生ら伝統の「久谷ざんざか踊り」継承 新温泉町で奉納 / 兵庫

兵庫県の県指定無形民俗文化財の「久谷ざんざか踊り」が15日、同県新温泉町久谷の久谷八幡神社で奉納された。緑、ピンクなど色鮮やかな和紙を飾り付けた一文字笠をかぶった男子中高生らが、平太鼓を打ち鳴らして古式ゆかしく踊り、五穀豊穣(ごこくほうじょう)、氏子の安全を祈願した。

同踊りは約450年前に始まったとされ、同神社の例祭で氏子らが毎年奉納。1958年、保存会が発足し、地元住民らが伝統文化として継承してきた。

深緑の木々に囲まれた境内では、8人が横一列に並んで優雅に舞った。保存会のメンバーが響かせる小唄に合わせて平太鼓を打ち、片足を上げながら回るなどして見物客を楽しませた。奉納後、踊り手たちは4人ずつ2組に分かれ、約50戸の家々を回った。

踊りに参加したのは3回目という浜坂中学校3年の男子生徒(14)は「失敗しなかったのでよかった。地域のみんなで郷土の文化を守っていきたい」と話していた。

http://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201509/0008398649.shtml
参照元記事 / 神戸新聞NEXT

中高生らが古式ゆかしく披露した「久谷ざんざか踊り」=久谷八幡神社 / 神戸新聞NEXT

中高生らが古式ゆかしく披露した「久谷ざんざか踊り」=久谷八幡神社 / 神戸新聞NEXT

Powered by: Wordpress