バンコク在住・伝統文化コーディネーターのちひろです。
私事で恐縮ですが、今月バンコクで第二子を出産します。
そのため、会社の仕事を含め、色々な活動を産休に向けて
収束させていますが、「裏千家茶道」もそのひとつ。
今月から年内いっぱい休み。来年の初釜から復帰するつもりです。
タイで茶道?できるの?とお思いかもしれませんが実は、裏千家
茶道はタイで発会してから四半世紀の歴史があります。
道場には茶室は元より、素晴らしいお道具の数々も揃っている
ので、日本と遜色ないお稽古が出来て、とてもありがたいです。
また、茶道具に関しても「宋胡禄(スンコロク)」と呼ばれる
タイ産の焼きものが、桃山時代から江戸時代にかけて輸入され、
茶人に珍重されてきました。スワンカローク地方の窯で焼かれて
いるものなので、縮まってスンコロクと呼ばれているそうですが
タイと日本の茶道には、長い歴史があるのです。
今日は、そんな茶道とご縁の深いタイで、茶籠を注文しにタイ
王室御用達の竹かご専門店に行ってきた時の様子をレポートします。
雑誌で特集されていた高度な伝統技術を使った道具を販売する
「嘉門工藝」さんの「旅持ち茶籠」があまりに素敵だったので、同じ
ものを注文しようと同門達と出向いたのです。
嘉門工藝さんの商品はこちら。
Traditional Bamboo Hnadicraft Center
ギャラリーには数々の竹籠商品が展示されており、どれも茶道
のみならず他の用途にも使える、質の高いものばかり。
茶籠にちょうど良い大きさで、シックな黒の籠。
マンゴスチン型の籠は、和の小物とも相性が良さそうです。
嘉門工藝さんで販売している茶籠と同じ色・柄のものもありました。
雑誌やwebを見て注文された方がいるのかな?
ギャラリーと工房を兼ねています。
竹を下処理している様子。
その後、繊維を細かくして干して、色づけ。
一切機械は使わずに、全て手作業です。
ひとつ籠を作るのに3ヶ月かかるとのこと。
わたしは個人的に、夏の着物に合わせるべく籠バッグを注文
しました。出来上がりがとっても楽しみ。
和のお稽古、和の装いにぴったりの竹籠達。
国は違えど、同じアジア人としての美意識や共通項にとても刺激
され、伝統技術の大切さが身に沁みた1日でした。
さて、この配信を最後に、産休のため年内いっぱいはブログ更新を
お休みさせて頂きます。ちょっと気が早いですがよいお年を!
また年明けにバンコクから日本の情報をお届けできることを楽しみ
にしています。
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