Exhibition

エルメスとレザーの絆に迫るエキシビジョン上陸 「盆栽」テーマの日本特別展示も

「エルメス(HERMÈS)」が12月1日、東京国立博物館で開催する特別エキシビジョン「レザー・フォーエバー」を初公開した。レザーと「エルメス」の絆を辿る同展は、上海からスタートし、ローマやロンドン、マドリードなどを経て東京に上陸。各都市の特徴によって制作されるインスタレーションルーム「スターバッグ(STAR BAGS)」では「盆栽」にインスピレーションを得て、樹齢180年の盆栽とともに「エルメス」の代表作バッグがミクロサイズで展示されている。

「レザー・フォーエバー」は東京国立博物館の表慶館を会場に、12のルームで構成されている。各ルームでは、「エルメス」が所有する上質なレザーや、”メゾンにとって最初のお客様”と「エルメス」が考える馬との関わり、これまでに1000以上のバリエーションが生み出されてきたという代表作「ケリー」と「バーキン」など、異なるテーマに沿って空間を演出。部屋以外の順路には、乗馬の疑似体験ができる仕掛けもあり、遊び心溢れるエキシビジョンに仕上げている。

エキシビジョンのラストを飾る「スターバッグ」では、皮革・馬具部門のクリエイティブ・ディレクター クーリ・ジョベール(Couli Jobert)が、「ケリー」「バーキン」「ボリード」「ルリ」「ファーミング」「ツールボックス」「ファコ」を手のひらサイズで制作。フラワーアーティスト東信と協業し盆栽を用いたムービーや実際の盆栽を加えて、「伝統への敬意」や「技術の伝承」「精緻で忍耐を擁する職人の手仕事」といった日本と「エルメス」の共通の価値観を表現した。

会場内には、ケリーバッグの前身となった1920年代製のバッグや、リンゴを入れるためだけに創られたバッグ、ペガサスをモチーフにしたカラフルな馬の鞍、1978年に白のオーストリッチの革でつくられたサイのオブジェ「ズーズー」など、日本初上陸となる貴重な作品の数々を展示。パリのアトリエ職人によるバッグ制作のデモンストレーションも実施され、会期中3人の職人が交代で、ひとつのバッグを完成するまでのカッティングや縫製、ステッチなど芸術的な技術を披露する。

 
■エルメス「レザー・フォーエバー」
会場:東京国立博物館 表慶館 (東京都台東区上野公園13-9)
会期:2014年12月2日(火)~23日(火・祝)
時間:9:30~17:00 (入館は閉館の30分前まで)、ただし5日は20:00まで、6日と7日は
18:00 まで *月曜休館
入場:入場無料 (入場引換券を下記 URL より取得のうえ、東京国立博物館正門の専用窓口にて携帯・スマートフォンの画面をご提示ください)
http://lfe.hermes.com/jp
主催:エルメスジャポン株式会社

http://www.fashionsnap.com/news/2014-12-01/hermes-leatherforever-exhibition/
参照元記事 / Fashionsnap.com

スターバッグ / Fashionsnap.com

スターバッグ / Fashionsnap.com

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