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熊野筆の伝統受け継ぐ「化粧筆」。創業62年の歴史が生む滑らかさ

[Jステーション-広島HOMEテレビ]2014年12月3日放送の老舗の売れ筋のコーナーで、竹宝堂の化粧筆を紹介していました。
創業62年の歴史を持つ老舗の売れ筋は、化粧筆。独特な技術で肌触りを追求した、熊野筆の技が光る化粧筆です。その技術の源は、家業だった筆づくりからはじまっています。

 

流れるような線を描く面相筆

熊野では、昔から筆づくりが盛んでした。地区ごとに特意な種類の筆があり、この地区では、日本人形の顔などを書き込む面相筆が盛んに作られました。

面相筆は、細く流れるような線を書くことに適しています。米粒に文字を書くことのできるような、細い毛先が特徴だといいます。

 

62年培われた伝統技術

素材はリスの毛です。半差しという道具を使って、毛先を整えていきます。半差しの刃先を上にして悪い毛を取り除く作業が、肌にふれたときに感じる滑らかな心地よい感触を生み出しています。

会長である二代目竹森鉄舟さんも、現役で筆を作り続けています。培った伝統は、三代目、四代目へとつながり、脈々と受け継がれていきます。

竹宝堂の取締役社長である三代目竹森臣さんは「熊野の伝統を守り、なるべく忠実に良い筆を作り続けていきたい。それに新しいものをプラスできればと思っています」と語っていました。

老舗の売れ筋、化粧筆。62年積み重ねた技が、日々の暮らしに寄り添っています。

http://j-town.net/tokyo/news/localtv/197941.html
参照元記事 / Jタウンネット

竹宝堂公式サイト / Jタウンネット

竹宝堂公式サイト / Jタウンネット

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