この時季を彩る草花に焦点を当てたトピックス展示「クリスマスとお正月にちなむ草花」が、横須賀市深田台の市自然・人文博物館で開かれている。2月1日まで。
トピックス展示は、常設展示スペースの一角で、季節やその年のえとなどに合わせて同館学芸員が企画している。
今回はクリスマスツリーや正月飾り、七草などで使われる植物を標本や写真、特徴などを説明したパネルとともに紹介。正月の切り花として親しまれ、赤い実を付けるセンリョウやマンリョウは、江戸時代に多くの品種が作られて投機対象にもなったという。
企画を担当した植物担当学芸員の大森雄治さん(60)は「普段何げなく見ている植物でも、背景には江戸時代の園芸文化があったことなども知ってもらえたら」と話している。
入場無料。午前9時~午後5時。月曜は休館(祝日の場合は翌日)。
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参照元記事 / カナロコ