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節分と恵方巻(丸かぶり寿司)。 / denmira blog

2月になり、明日は節分ですね。
学校の行事として、お面を作って豆まきしたり…
というものがありました。

今もあるのでしょうか?

最近では恵方巻のCMに目が行ってしまいます。笑

ということで。
今回は節分と恵方巻について、調べてみました。

 
■節分って?

節分とは、「せち分かれ」と言い、
元々は「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことでした。

それぞれの季節が始まる前の日にあるので、年に4回あることになります。
ですが、江戸時代以降には、立春の前日だけをさすようになりました。

季節を分ける節分で、もっとも重要だったのは、年の分かれ目です。
春が始まる立春の日を1年の始まりとして特に尊び、その節分の日を、
大晦日と同様に重要な日と考えていたのです。

旧暦のころに「立春正月」という言葉がありました。
これは、冬から春になる時期を1年の境と考えたところから来ています。

 
■豆まきの由来は?

古代中国では、大晦日に「追儺(ついな)」という邪気祓いの行事がありました。
これは、桃の木で作った弓矢を射って、疫病などをもたらす悪い鬼を追い払う
というものでした。

これが奈良時代に日本に伝わり、平安時代に宮中行事として取り入れられました。

その宮中行事の中の「豆打ち」の名残が「豆まき」で、
江戸時代に庶民の間に広がり定着していきました。

豆を“打つ”から“まく”に変わったのは、
農民の豊作を願う気持ちを反映し、畑に豆をまくしぐさを表しているからと
言われています。

 
ちなみに。

■豆をまくようになった諸説には…

・米や豆には、邪気を払う力があると言われているので、
豆の持つ邪気払いの力で鬼を追い払うために豆をまくようになった。

・昔、村人を困らせる鞍馬山の鬼を追い払うのに豆を使ったことから、
豆をまくようになった。

・神様のお告げで豆を鬼の目に投げると退治できるとあったから。

<魔(鬼)の目⇒魔目⇒まめ>と、<まめ⇒魔滅⇒魔を滅する>に
通じるとも言われています。

 

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さぁて、次は、関東でもかなり浸透している「恵方巻(丸かぶり寿司)」です!

■「恵方巻」の起源は?

はっきりしないようですが、
江戸時代の末期から明治時代の初め頃にかけて、大阪の商人や花街で
発祥した風習に由来します。

節分の時期においしく漬けあがったお新香を海苔巻きにし、
厄払いの一種として、商売繁盛や無病息災などを願って食べるものが
始まりでした。

やがて、海苔や寿司業界が関西地方に広め、現在のような全国的に
浸透する広がりを見せるようになったようです。

海苔巻き状になったもの以外にも、
甘党の方向けに、恵方ロールなるスイーツなども多数出てますね。

 
■今年の恵方は?

西南西の方角。

さぁ、どんな恵方巻を食べましょう?
選ぶだけでも楽しくなっちゃいます 笑

 

丸かぶり(恵方巻の食べ方)はコチラをどうぞ。
http://www.nori-japan.com/marukaburi/howto.html

節分丸かぶりについては、
海苔で健康推進委員会「節分まるかぶり」のページをご参照くださいね。
http://www.nori-japan.com/marukaburi/

 
でんみらブログ(2015.2.2)
http://blog.denmira.jp/?eid=191

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