News

自慢のどぶろく116銘柄 湯村温泉で品評会 / 兵庫

どぶろくを生かした地域活性化を考える「第10回全国どぶろく研究大会in北近畿」が12日、兵庫県新温泉町湯の湯村温泉街で開幕した。近畿での開催は初めてで、全国からどぶろく製造関係者ら約400人が参加。どぶろくをテーマにしたシンポジウムや製造の事例報告、品評会などが繰り広げられた。

2004年から全国各地でどぶろく特区が認定され、農家らが自家産米を仕込んで製造、販売できるようになった。製造情報を交換しようと、06年から毎年開催。今回は但馬、丹波の行政機関など約30団体でつくる実行委員会が主催した。

シンポジウムでは、酒文化研究所(東京)の山田聡昭第1研究室長が「どぶろくの可能性を探る さらなる普及に向けて」と題して講演。養父市別宮で、どぶろく「鉢伏の泉」を製造する西谷弘之さんは活動内容を紹介した。

同町の老舗旅館で開かれた「どぶろくコンテスト」には全国各地から県内の6銘柄を含む過去最多の116銘柄が出品され、大阪国税局の職員らが2部門で審査。最優秀賞は淡麗の部で「香南のいぶき(辛口)」(高知県香南市)、濃芳醇の部で「どぶろく『鬼ババァー』(濃芳醇)」(京都府福知山市)だった。

13日は表彰式などがある。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201503/0007814225.shtml
参照元記事 / 神戸新聞NEXT

どぶろくコンテスト。審査員たちが味や香りを確かめた=兵庫県新温泉町湯(撮影・斎藤雅志) / 神戸新聞NEXT

どぶろくコンテスト。審査員たちが味や香りを確かめた=兵庫県新温泉町湯(撮影・斎藤雅志) / 神戸新聞NEXT

Powered by: Wordpress