グラフィックデザイン界の巨匠と呼ばれている田中一光の個展「田中一光 美の軌跡」が、6月13日から奈良県立美術館で開催される。ポスターやグラフィックアートを中心に、日本の伝統美術作品など約190点を展示予定。会期は7月20日まで。
田中一光は1930年に奈良で誕生。西武流通グループのクリエイティブディレクターや「無印良品」初代ディレクターを担うなど、昭和を代表するグラフィックデザイナーとしてけん引した。琳派や浮世絵、伝統芸能などにも精通していた田中一光は、日本の伝統芸能をモチーフした作品を複数発表。今回の「田中一光 美の軌跡」では、集大成とも呼ばれる「Nihon Buyo」や「第20回記念 サンケイ観世能」ポスターといった日本文化をテーマにした作品にフォーカスを当て、故郷の奈良を舞台にルーツを探る。
■個展「田中一光 美の軌跡」
開催期間：2015年6月13日（土）～7月20日（月） ※休館日 6/29、7/6、7/13
時間：9:00～17:00（入館は閉館30分前まで）
入場料：一般600円、大・高生400円、小中学生200円
会場：奈良県立美術館（奈良県奈良市登大路町10-6）
http://www.fashionsnap.com/news/2015-05-23/ikkotanaka-nara/
参照元記事 / Fashionsnap.com
田中一光「Nihon Buyo」ポスター (C)Ikko Tanaka1981/licensed by DNPartcom 奈良県立美術館蔵 / Fashionsnap.com
