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現在進行形の「和菓子」がここに…京都、若手職人集う「甘党市」

全国で活動する若手の和菓子職人らが集うマーケット「山滴(したた)る、甘党市」が21日、京都市左京区の恵文社一乗寺店のイベントスペース「COTTAGE」で開かれる。京都や大阪、東京などで評判の16店が意匠を凝らした自信作を販売する。

京都で活動する創作和菓子ユニット「日菓」(北区)の内田美奈子さんや甘党茶屋「梅園」(中京区)の西川葵さんら4人が今年1月に実行委員会を結成、準備を進めている。

内田さんたちは近年、和菓子の世界で20~30代の若い作り手が増え斬新な作品に触れる機会が多くなったのを実感。一方、職人同士の横のつながりは希薄なことから、職人たちが出会う場を設けるのと同時に多くの人が新しい和菓子に出合う機会も作りたいという。

京都からは日菓や梅園のほか「御菓子丸」や「鍵善良房」など計8店が参加、クルミや黒ごまを使ったおはぎを作る大阪の「森のおはぎ」、東京の創作和菓子「wagashi asobi」なども出店する。西川さんはほうじ茶やジャスミンティーを使ったわらび餅の試作を重ねているといい、内田さんたちは「和菓子は特別なもののように思われることも多いが、本来はもっと身近なものということを伝えたい」と話す。当日は午前11時~午後8時半(完売次第終了)。問い合わせは実行委のメールamatouichi@gmail.com。

http://kyoto-np.co.jp/top/article/20150615000022
参照元記事 / 京都新聞

当日のイベントで出品予定のほうじ茶のわらび餅。参加店舗ごとに意匠を凝らした和菓子が出品される / 京都新聞

当日のイベントで出品予定のほうじ茶のわらび餅。参加店舗ごとに意匠を凝らした和菓子が出品される / 京都新聞

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