能登町宇出津で三、四両日に繰り広げられる「あばれ祭」を前に二日、新しいキリコ二基がお披露目されて地元一帯を練った。
あばれ祭のキリコは毎年、町でただ一人のキリコ大工の町分浩さん（５５）が二基ずつ製作。今年は浜町と錦町のキリコを新調した。
二基は能登消防署前で組み立てられ、アテの白木が目を引く高さ六メートルの雄姿がお目見えした。法被姿の男衆は「よっしゃ」「さあ祭りや」と大興奮。浜町のキリコは、能登高校二年生の助っ人を加えた総勢七十人が地元まで担ぎ、太鼓とかねでおはやしを響かせて祭りへの期待感を盛り上げた。
キリコの巡行は四日午後二時ごろから始まり、同九時には四十一基が町役場前の広場に集結。高さ七メートルのたいまつに照らされて乱舞する。
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20150703/CK2015070302000042.html
参照元記事 / 中日新聞
青空の下で白木が映える新しいキリコ＝能登町宇出津で / 中日新聞
