Event Exhibition News

異彩放つロックな盆栽展 淡路・奇跡の星の植物館

日本の伝統文化を気鋭のクリエイターや職人が現代的に、ダイナミックに味付けした庭園展示「なんと!ロックな盆栽展」が、兵庫県淡路市の淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」で開かれている。パワフルなふすま絵と盆栽を配した和の空間が洋風庭園の中心に出現し、ひときわ異彩を放つ。12日まで。

「伝統とモダンの融合」をテーマに据えた秋の特別展「あわじガーデンルネサンス2015」(11月8日まで)の前半企画。躍動感あふれる筆で「平成の宗達」と呼ばれる絵師木村英輝さんのふすま絵、日本盆栽作風展などで数々の賞歴を誇る大島健資さんの盆栽4点が並ぶ。

木村さんのふすま絵は群れるゾウや月に上るウサギなど、動物や人物を大胆に力強く描く。大島さんの盆栽はヒノキ科の植物「真柏(しんぱく)」。枯死した白い部分と生きている黒い部分が共存する幹で「生と死のコラボレーション」を表現したという。

会場では10日午後1~2時に「伝統とモダン」を組み合わせた着物コンテスト、同2時15分からは木村さんのトークショーがある。12日は午後1時、3時に篠笛(しのぶえ)のコンサートが開かれる。

15日からは後半企画として、やはり日本の伝統的な造園技法を生かした苔(こけ)と菊の庭「なんとクールな モダン モス ガーデン」が代わりに登場する。

このほか前半後半を通じ、展望テラスなど館外15カ所で木村さんの壁画、島内出身の左官職人久住有生さんの土壁などと植物を組み合わせたグリーンアートを展示する。

午前10時~午後6時。大人1500円、高校生750円、中学生以下無料。奇跡の星の植物館TEL0799・74・1200

http://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/201510/0008459476.shtml
参照元記事 / 神戸新聞NEXT

躍動感あふれるふすま絵と盆栽の競演が楽しめる庭園=淡路市、奇跡の星の植物館 / 神戸新聞NEXT

躍動感あふれるふすま絵と盆栽の競演が楽しめる庭園=淡路市、奇跡の星の植物館 / 神戸新聞NEXT

Powered by: Wordpress