Matsuri

港町 鮮やかに照らす 能登町 小木袖キリコ祭り / 石川

能登町小木地区の小木袖キリコ祭りが二十、二十一の両日、小木港一帯であり、特徴的な形のキリコの明かりが港町を色鮮やかに照らした。

あんどんが袖を広げた着物のように見えるキリコは、各町内ごとに管理する高さ五~六メートル、幅八~十メートルの計九基。電線が普及した大正初期ごろまでは、横幅が二十メートル近くあったとされる。

二十日夜は、源平合戦の武者や竜やトラなどが描かれたキリコが港沿いにずらり。打ち上げ花火を合図に、列をつくって前進と後退を繰り返し、港周辺の路地や商店街を練った。

若衆たちは、おはやしに負けじと「ヨイトショーヨイトショー」と声を張り上げて巡行に奮闘。御船神社では、キリコを引いて石段を駆け上がる「宮上げ」を披露し、豊漁と海の安全を祈願した。

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20140922/CK2014092202000034.html
参照元記事 / 中日新聞

ずらりと並んで小木港を照らす袖キリコ=能登町小木で / 中日新聞

ずらりと並んで小木港を照らす袖キリコ=能登町小木で / 中日新聞

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