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官庁街に早乙女 名古屋・県護国神社で「お田植祭」 / 愛知

官庁街で早乙女が豊作を願う-。名古屋市中区三の丸の県護国神社で二十七日、お供え用の米を作るための「お田植祭」があった。

官庁街に位置する護国神社。もともと神田がなかったが、稲作文化の伝統をいま一度大切にしたいと、専用の井戸と神田を作って、祭りは今年で四回目を迎えた。

巫女(みこ)が舞を披露した後、境内にある七坪の神田に、早乙女が素足で入り、早苗を、ゆっくりと植えていった。

苗は、伊勢神宮から譲り受けた「イセヒカリ」。九月に収穫し、十一月に一年の豊作を感謝する祭典「新嘗(にいなめ)祭」で神前にささげる。その後、参拝客にも「八十続米(やそつづきまい)」として、お裾分けする。

早乙女の鈴木梨花さん(24)は「すくすくと育ってほしい」と笑顔を見せた。

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150528/CK2015052802000053.html
参照元記事 / 中日新聞

神田に苗を植える早乙女=名古屋市中区三の丸の県護国神社で / 中日新聞

神田に苗を植える早乙女=名古屋市中区三の丸の県護国神社で / 中日新聞

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