夏の訪れを告げるイカ漁が、但馬沿岸の日本海で最盛期を迎えた。兵庫県新温泉町居組の展望台から海を望むと、イカを集めるためのいさり火の光がきらめき、幻想的な光景が広がっている。
今年は4月中旬からスルメイカ漁が始まった。7月ごろからはケンサキイカ(シロイカ)が、9月ごろからはソデイカ(アカイカ)がそれぞれ漁のピークを迎え、11月いっぱいまで続く。
新温泉町の浜坂漁業協同組合には、いさり火漁でイカを捕る漁船が約40隻所属。夕方に出港し、集魚灯でイカを集めながら夜通し漁を続けている。
比較的沖で操業するスルメイカ漁に加え、沿岸近くで漁をするケンサキイカの漁も始まっており、海上ではいさり火が立体的に並んで見える。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201506/0008096044.shtml
参照元記事 / 神戸新聞NEXT