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神輿7基、琵琶湖渡る 日吉大社・山王祭船渡御

湖国三大祭りの一つ、日吉大社(大津市坂本5丁目)の山王祭の例祭と船渡御(ふなとぎょ)が14日、営まれた。船渡御は大津市下阪本沖の琵琶湖上であり、7基の神輿(みこし)を台船に載せて、同乗した神職や甲冑(かっちゅう)武者姿の氏子らが五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。(26面に関連記事)

午後2時半、駕輿丁(かよちょう)と呼ばれる地元の男性たちが、同大社西本宮の拝殿に安置されていた7基の神輿を威勢良く担ぎ出した。参道を練り歩いた後、同市下阪本1丁目の七本柳と呼ばれる湖岸までトラックで移動。同3時40分すぎ、神輿を台船に載せて琵琶湖上へ出た。

唐崎神社の沖合数百メートルでは、「粟津の御供(ごく)」の神事が行われ、粟(あわ)飯やタケノコなどの食べ物を神輿の神にささげた。神事を終えた台船が岸に着くと、再び駕輿丁らが神輿を担いで同大社に戻った。

1カ月半にわたった山王祭は、15日の「酉(とり)の神事」と「船路の御供献納祭」で幕を下ろす。

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140414000133
参照元記事 / 京都新聞

威勢良い掛け声とともに神輿を台船へ担ぎ込む駕輿丁たち(14日午後3時半、大津市下阪本1丁目) / 京都新聞

威勢良い掛け声とともに神輿を台船へ担ぎ込む駕輿丁たち(14日午後3時半、大津市下阪本1丁目) / 京都新聞

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