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20年に1度の祭り 鳥居建て替え神事 鴨川「天津神明宮」

鴨川市天津(あまつ)地区で二十二日、二十年に一度の祭り「式年鳥居木曳祭(しきねんとりいぎひきさい)」が始まった。二十四日まで。

天津神明宮で、二十年ごとに行われる鳥居の建て替え神事。期間中、建て替え用の木を、大勢の市民らが地区内を曳(ひ)いて練り歩く。

初日は午前十一時から、天津小学校の校庭で出発式を開いた。木は、鳥居となる三本(長さ約十メートル)と、別の神社に納める一本(長さ約五メートルの木三本をまとめたもの)。法被姿などの市民らにより曳きが始まると、校庭や沿道の人々から盛んな拍手や声援が送られた。鳥居木三本は夜間、地区内の仮の保管場所に置かれ、最終日に納められる。

天津神明宮は約八百四十年の歴史がある。宮司の岡野哲郎さん(67)によると、祭りの始まった時期は判然としないものの、大正期以降は写真などが残っているという。

岡野さんは「先祖から受け継いできた祭りを、人々が心を一つにして行い、地域を強くすることにつながれば」と話した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150823/CK2015082302000125.html
参照元記事 / 東京新聞

鳥居木を曳く市民ら=鴨川市で / 東京新聞

鳥居木を曳く市民ら=鴨川市で / 東京新聞

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