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秋の舞、準備着々 京都「祇園をどり」プログラム撮影

京の花街の一つ、祇園東の舞踊公演「第58回祇園をどり」(11月1~10日)のプログラム写真の撮影が31日、公演会場となる京都市東山区の祇園会館であった。京菓子をテーマに繰り広げる舞台で、衣装をまとった芸舞妓がカメラに向かってポーズを決めた。

今年の演目は「意凝菓匠腕(いをこらしたるかしょうのうでまえ)」で全6景。「和食」のユネスコ無形文化遺産登録を受けて、季節ごとの和菓子をテーマとし、期間中、芸舞妓15人が出演する。

第1景「うでくらべ」では、競い合う2人の菓子屋の掛け合いを舞で披露し、4景「亥(い)の子(こ)餅とくりきんとん」は、丹波山中でのイノシシの子とクリのやりとりをユニークな物語で展開する。5景「吹き寄せ」では、彩り豊かな衣装で舞妓が秋の風情を表現。6景「祇園東小唄」は総踊りでフィナーレを飾る。初舞台の舞妓、雛佑(ひなゆう)さん(17)は「皆さんが見たことがあるお菓子が演目で出てくるのでぜひ見てほしい」と話していた。

午後1時半と4時の2回公演。観覧料4千円(茶券付4500円)。祇園東歌舞会TEL075(561)0224。

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150831000132
参照元記事 / 京都新聞

「祇園をどり」のプログラム用の写真撮影に臨む舞妓たち(31日午後0時10分、京都市東山区・祇園会館) / 京都新聞

「祇園をどり」のプログラム用の写真撮影に臨む舞妓たち(31日午後0時10分、京都市東山区・祇園会館) / 京都新聞

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