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落合宿本陣を18年度から公開 中津川市が改修 / 岐阜

中津川市は十日、落合の旧中山道にある落合宿本陣を二〇一八年度から一般公開する方針を明らかにした。これまで本陣は敷地内を含め非公開だった。市議会定例会の本会議で議員の一般質問に市側が答えた。

落合宿本陣は江戸時代、大名や高貴な人の宿として建てられた。当初は板ぶき平屋建てだったが、明治時代に土蔵造り二階建てに建て直された。江戸時代に作られた上段の間の座敷も現存する。

落合を通る旧中山道二・五キロと本陣、石造りの常夜燈(とう)、一里塚が二〇一〇年二月に国の史跡に指定されている。

旧中山道にあった「美濃十六宿」の中で、当時の姿を留めているのは落合宿本陣だけだが、壁が一部崩れるなど老朽化が進んでいる。市は十月中旬、本陣の保存と整備を検討する委員会を立ち上げ、有識者や地元住民らと具体的な方針を話し合い、来年度から改修を始める。

この日の本会議で原益彦市文化スポーツ部長は「案内ガイドをはじめ、本陣の管理や運営について、地域の協力を得て実施していく」と答弁した。

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20150911/CK2015091102000033.html
参照元記事 / 中日新聞

公開されることになった落合宿本陣=中津川市落合で / 中日新聞

公開されることになった落合宿本陣=中津川市落合で / 中日新聞

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