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「ソーリャ、ソーリャ」だんじり岸和田を疾走!! 大阪・泉州に祭りの秋到来

大阪・泉州に本格的な秋の到来を告げる「岸和田だんじり祭」が19日、2日間の日程で始まった。そろいの法被姿の曳(ひ)き手らの「ソーリャ、ソーリャ」のかけ声とともに、だんじりが城下町を疾走。辻々を勢いよく直角に曲がる豪快な「やりまわし」が成功すると、大勢の見物客から拍手や歓声がわきおこった。

初日は、岸和田市の各町のだんじりが小屋を出発する午前6時からの「曳き出し」に始まり、南海岸和田駅や春木駅の周辺2地区のだんじり計34台が囃子(はやし)を奏でつつ市中心部を駆けた。

だんじりは壮麗な彫刻が施され、高さ約4メートル、重さ約4トン。屋根の上で、花形の「大工方(だいくがた)」がうちわを手に飛び跳ねた。迫力満点の「やりまわし」を見物できる交差点では、カメラを手にした人たちが固唾をのんで様子を見守った。20日はだんじりが市内3神社に入る「宮入り」が行われる。

江戸時代に五穀豊穣(ほうじょう)を祈願して始まったとされ、約300年の歴史を誇る祭礼。勇壮さで全国的に知られ、2日間で40万~60万人の人出が予想されている。

http://www.sankei.com/west/news/150919/wst1509190042-n1.html
参照元記事 / 産経ニュース

豪快に市街地を駆け抜けるだんじり=19日午前、大阪府岸和田市(村本聡撮影) / 産経ニュース

豪快に市街地を駆け抜けるだんじり=19日午前、大阪府岸和田市(村本聡撮影) / 産経ニュース

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