中原街道にまつわる歴史を追体験する「中原街道時代まつり」が十一日、川崎市中原区の市国際交流センターであった。NPO法人日本伝統文化福祉振興協会(高島厚子理事長)などが中心となり、郷土史を伝えようと今年で十四回目。会場は多くの市民らでにぎわった。 (上條憲也)
諏訪流十七代鷹師の田籠善次郎さんらによる「放鷹(ほうよう)術」の実演が今年も行われた。現在の同区小杉周辺で徳川家康がタカ狩りをしたことにちなんだもので、間近で見る大きなタカは注目の的。鷹匠(たかじょう)から鷹匠、木の枝から人へと飛び移って来場者の拍手を浴びていた。ただ、この日は晴天に恵まれて暑すぎたのか、木の枝でしばらく休息する場面も。
まつりはそのほか、日韓民族芸能大会として音楽や舞踏、太鼓の実演、振り袖ショーやおいらん道中など多彩な催しが繰り広げられた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20140512/CK2014051202000136.html
参照元記事 / 東京新聞