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九谷焼「パズル食器」お披露目…石川・能美

江戸時代から知られる図形パズル「清少納言知恵の板」の形を使った九谷焼の食器が完成し、石川県能美市辰口町の旅館「辰口温泉まつさき」で披露された。

「清少納言知恵の板」は三角形や四角形、台形など7枚の板からなり、組み合わせで様々な図柄を作って楽しむもの。パズル研究家の高島直昭さん(東京都)によると、江戸時代の書物には数字やカタカナなどのほか、ノコギリやハサミなど300以上の作例が紹介されているという。

制作されたパズル食器は、同旅館女将の松崎富志永さんが「九谷焼で能美市を発信する面白いものを作りたい」と声を上げ、親交のあった北陸先端科学技術大学院大の国藤進副学長や高島さんらが協力して発案。同市の陶芸家武田朋己さんが制作した。

7種類をうまく並べると縦横25センチの正方形に収まる大きさで、ストライプやうろこ模様などデザインは8種類。同旅館は、祝いの席で鶴や亀の形に並べるなどして食器を使用する予定で、1セット1万2000円で販売も行う。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20140319-OYT1T00015.htm?from=ylist
参照元記事 / YOMIURI ONLINE

江戸時代から知られるパズルをベースに制作された食器 / YOMIURI ONLINE

江戸時代から知られるパズルをベースに制作された食器 / YOMIURI ONLINE

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