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古式捕鯨再現し大漁祈願 尾鷲で奇祭 / 三重

江戸時代の古式捕鯨を再現して大漁を願う「ハラソ祭り」が十二日、尾鷲市梶賀(かじか)町の湾内で営まれた。熊野灘沿いの漁師町に二百年以上前から続く奇祭。

太鼓の音が響く中、色とりどりの大漁旗をなびかせた鯨船に二十一人の男衆が乗り込んで梶賀漁港を出港。男衆は鯨を見つけたときの合図とされる「ハラソ、ハラソ」の掛け声とともに力強く七丁の櫓をこいだ。

掛け声が最高潮に達すると羽刺(はさし)と呼ばれる船首の男性が銛(もり)を天に向かって掲げ、海に勢いよく打ち込んだ。

岸壁には写真愛好者らの列が並び、盛んにシャッター音を響かせた。同町の浜中靖人区長(67)は「高齢化で祭りの担い手確保が難しいが守り続けていきたい」と話していた。

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20150113/CK2015011302000019.html
参照元記事 / 中日新聞

色とりどりの大漁旗をなびかせ古式捕鯨を再現するハラソ祭り=尾鷲市の梶賀漁港沖で / 中日新聞

色とりどりの大漁旗をなびかせ古式捕鯨を再現するハラソ祭り=尾鷲市の梶賀漁港沖で / 中日新聞

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