Exhibition

北斎と師宣 めでたい二つの龍図 鋸南で江戸絵画展 / 千葉

鋸南町の菱川師宣記念館で、特別展「目出度面白(めでたおもしろ)江戸絵画~こいつぁは新春(はる)から縁起がいい~」が開かれている。葛飾北斎と菱川師宣それぞれの龍図をはじめ、歌川国芳、喜多川歌麿、葛飾北斎らの浮世絵版画や肉筆画95点が並ぶ。前期は2月1日まで。展示替えし、後期は3月1日まで。

同展は、おめでたい画題の「吉祥画」を集めた。庶民文化が花開いた江戸時代。健康や長寿、繁栄を願いながらも、江戸独特のユーモアが織り込まれた「めでたおもしろ絵」がもてはやされた。

庶民の中でも知識階層に支持された「めでたおもしろ絵」は、古典を題材に一ひねりして今風に置き換えた画風で、見る者はどのような図柄がおめでたいのか、しゃれやユーモアが隠れているのかの謎解きを楽しんだという。

北斎の「登り龍図」(ボストン美術館蔵)は、20日まで期間限定の特別公開。明治期の米国人日本美術研究家、ウィリアム・ビゲローのコレクションだった名品で、北斎の龍図の中では最高作といわれる。

また、同町保田に唯一現存する師宣の肉筆画「昇り龍図」(個人蔵)も同時に展示している。

入館料は大人500円、小中高校生400円。問い合わせは同館、電話0470(55)4061。

http://www.chibanippo.co.jp/news/local/235634
参照元記事 / ちばとぴ

葛飾北斎「登り龍図」(20日まで特別展示) / ちばとぴ

葛飾北斎「登り龍図」(20日まで特別展示) / ちばとぴ

 

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